世の中には、「欲しいものが次々、手に入る人たち」と「欲しいものが全く手に入らない人たちの」2タイプが存在します。
この両極端のタイプの人の違いは何なのでしょう?
それは「特別な星の下に生まれついている」からなのか・・・。
欲しいものを自由に手に入れられる「魔法の力」を、わずか歩と握りの人が持っているからなのか・・・。
魔法の力? そんなはずはない。
じゃあ、なぜ両極端の人が存在するのか?
もしかしたら、理論的に説明できるに違いない。
その理由、理論的な原因、突き詰めてみよう。
それから数年、ようやく自分でも納得のいく「答え」を見つけることが出来たのです。
そして、その答えを何年も紹介し続け、その「答え」を実践した人が、次々と「自分の欲しいもの」を手に入れていきました。
「これは科学的にあり得ない」
そう思うかも知れません。
しかし、このシステムが、長い間、それを利用した人たちに望み通りの結果をもたらしてきたことは明らかです。この「システム」が、より多くの人々に幸福をもたらずこができるに違いない。
「そんな簡単に願い事が叶うなら、誰も苦労なんかしないじゃないか」
ほとんどの人は、そう思うでしょう。
そういう人達は、本当に身近にある自分の力に気が付かず、見過ごしているだけです。
その力を利用するにはいったって簡単。
簡単すぎるからこそ、実は認識することが難しい。
結果をもたらすのが、当たり前すぎて、意識的に利用されていないうえ、成功と失敗の原因そのものであることですら、知られてないのです。
「あぁ、あれが俺のものだったらなぁ・・・」
赤いスポーツカーが通り過ぎるのを見て、レストランのウエイターの彼は溜息まじりに言います。
「あぁ、あれが私のものだったら、どんなに素敵でしょう!」
宝石店のウィンドウをのぞきながら、電話オペレーターをしている彼女も同じように溜息をつきます。
「あぁ、あんな豪邸が自分の家だったらいいなぁ、
でも、そんなのあり得ないよ。
毎月の家賃でアップアップだし。」
日曜日に奥さんと散歩しなら、会社で経理をしている彼は独り言を言います。
「くっそー、毎日、朝から晩まで働いているのに、ちっとも売上があがらない。
仕事が自分にあってないんだ。絶対、そのうち、辞めてやる」
セールスマンの彼は愚痴をこぼします。
「ハックショーン、どうして、毎年、花粉症になるんだよ~」
社長室で声をあげます。
「まったく、あいつらは、ろくな大人になれんぞ」
お父さんは、娘のマーベルと、その友達を、そう言って嘆きます。
「息子の成績が悪いから、学校に来るようにと先生から電話があったわ。もう、嫌になる。お友達と約束の時間があるのよ。先生には、明日まで待ってもらうわ!」
お母さんは、金切り声をあげて、叫んでいます。
こうやって、毎日、毎日、何百万もの「ため息」、「グチ」「小言」が世界中で飛び交っています。
こういうことを言う人たちは、ただなんとなく、これらを言葉にしているだけ。習慣です。
「自分は何が本当に欲しいのか」さっぱりわかっていないのです。
本当は、自分の望むものを何でも手に入れることが出来ると言うのに。
現状を変えたい!自分が本当に欲しいものを手に入れたい!と思っているでしょうか?
自分がはっきりとした要望を欲しているなら、それを達成することは必ず出来るのです。
しかし、その前に、やらなくてはならないことがあります。
それは「本当に欲しいものは何なのか」を、しっかり認識すること。
口でいう事は簡単ですが、実際に認識することは簡単ではありません。
まずは、じぶんの「客観的意識」(潜在意識)をトレーニングし、自分が欲しいもの、もしくは状態を明確に決める。
それが、夢の実現への大きな第一歩となります。
実は「欲しいものを手に入れることが出来る」というのは、別に何の不思議なものでもありません。
例えばラジオを思い浮かべてください。
受信機のダイヤルを回し、周波数を合わせると、好きな番組を聞くことが出来ます。
「夢を実現する」ということもこれにそっくりです。
自分のみたい現実に正しく自分自身の周波数を合わせる。
それだけど、望んでいたことが現実として目の前に現れてきます。
もちろん、周波数を合わせるには、あなたに備わっている「装置」についてと、その使い方をキチンと知らなければなりません。
あなたは、自分の中に、「全能の力」というものを持っています。
この力は、あなたに仕える日を今か今かと待っている、アラジンの魔法のランプのような存在です。
心から欲しいと思ったものをあなたに与えることが出来る、ものすごい力なのです。
【超常現象の法則】の著者は、主観的意識とよび、他の作家たちも、様々な用語を使っています。「その力は無限の力を持っている」という点で共通しています。
この呼び名は個人個人、違ってよいでしょう。
あなたが信心深い人かどうか問題ではないのです。
大切なのは、この力があなたの中に実在し、あなたが心から望んだ「完璧な結果」を喜んで実現してくれる能力があるのだ、ということです。
たまに、「あぁ、こんなものが欲しいなぁ」と思ったり、中途半端に願っているだけでは、無限の力としっかりつながることは不可能です。
その「結果」を、心の底から、何が何でも、喉から手が出るほど強く望んでいなければなりません。
頭も心も魂も、全てがそれを一心に望んでいなければならないのです。
あなたの潜在意識はは非常に迷いやすく、優柔不断なのです。
日常生活の中で、「こんなものがあったらいいのになあ」
「あんなことができたらいいのになぁ」と安易に願ってしまいます。
でも、心の中が安易にあちこち浮気していると、あなたの中にある力は、うまく実力を発揮することができないのです。
そういったほとんどの「願い」は、真実の「願い」ではなく、「単に言っているだけ」。
言った数秒後には、忘れてしまっています。
レストランで働いている彼は「自分がスポーツカーを持っている姿」など、真剣に想像してみたことがありません。
セールスマンの彼は、今の仕事を辞めたら、次はどんな仕事に就きたいか、なんて考えたことがありません。
社長の彼もそうです。毎年、花粉症になることを知っていて、単に待っているだけです。
お父さんの仕事はうまくいっているのかも知れませんし、お母さんはお友達と楽しい時間を過ごしているのかも知れません。でも、自分の子供たちに何を望んでいて、どうなって欲しいのか、よくわかってないのです。それが、はっきりしないことによって、子供たちも迷い、悩み、不幸な結果を招くことになるのです。
あなたは「現状を変えたい」と心から思っていますか?
もし、思っているなら、とてもシンプルで具体的で成果の出るルールの「システム」があります。