聴力は人間の4倍、嗅覚は60倍あると言われ、介助犬や牧羊犬として人間社会でも様々な役割を担ってきたイヌ。

出版不況の文学界に突如現れた天才少女、『響』。
15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。
文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみとの出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。
しかし、響は、普通じゃない。
彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。
世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。
響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。
一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。
(AmazonIより)
この映画、面白いのかなぁと斜に構えて観ていた。
確かに面白かった。
原作はコミックらしい。
だけどね。
あの暴力的な響、当然、親に注目がくるはずだろう。
この子の親、どんなだろうって。
養護施設の出身なら、よかったのにね。
暴力的な性格も納得できるだろうと。
普通に育った子にはとても見えないねぇ。