聴力は人間の4倍、嗅覚は60倍あると言われ、介助犬や牧羊犬として人間社会でも様々な役割を担ってきたイヌ。
人体を無機物に転化する技術により、人類は生殖機能を代償に不老不死を手に入れた。
しかし、新種ウイルスの発生によって人類は存続の危機に陥ってしまう。
そんな中、遥か昔に創造した人工生命体「マリガン」に生殖能力の可能性を見出し、調査を開始する。
主人公パートンは地下調査員に応募し、マリガンと協力して地下の探索を始める。
この映画は、監督の堀貴秀が、ほぼ1人で7年かけて、製作したという。
最初は30分ぐらいの短編だったが、この映画では長編版。
長編版は完全に1人で製作したわけではなく、実際には3~4人のスタッフが入れ替わり制で作業を行っているという。
一人で映画作ると思うと大変だと思う。
ストーリーは、都市伝説の地下生活を描いたもの。
途中、地底人が生まれるという樹木の話が出てくるのだが、最後、その樹木を探しに行くところでお終い。
最後まで、やってほしかったなぁ。
これって続きあるのかしら。
別に興味があるわけじゃないけど、続きがあったら観たい。