庶民の犠牲の上で財を成す役人や金持ちから盗んだものを貧しい人達に施す謎の義賊「鉄猿」がいた。
19世紀後半、清朝期。
女性が纏足をされ、正規の教育も受けられない封建的なこの時代に、中国浙江省紹興で生まれた秋瑾(しゅうきん)は、
幼い頃から血気盛んで纏足を拒み、乗馬や撃剣などを好んで育つ。
成長してからも世間の風潮に馴染めなかった彼女は、夫と幼子二人を残し、当時女子教育が進んでいるとされた日本へ留学を決意する。
留学した日本でも、男女平等を求めて女性だけの革命団体「共愛会」を創設するなど、精力的な革命活動を行っている最中、革命指導者・徐錫麟と出逢う。
意気投合した二人は行動を共にし、強制送還の身となった後でも、本格的な革命活動を始めるため、同じ思想を持つ若者たちを集め、表向きは清朝に従じる軍事訓練学校を立ち上げる。
ある日、仲間たちと武装蜂起、清軍との激しい闘いを続けるが、徐錫麟とともに秋瑾は遂に捕らわれの身となってしまう。
1907年。志半ば、公開処刑というかたちで彼女がその生涯を終えたのはわずか31歳の時だった…。
調べたら、実話みたい。
それにしても、主人公が可愛すぎる。
実物の本人は美人でも、きらりと意志を感じられる。
しかし、しゅうれんの俳優は、あまり役が似合っていない。
ポスターの写真は良いだけどね。
最初、観るのを辞めようかと思っていた。
なんとなく現代に近いとなると、リアル感があるんだよね。
でも、画面運びは上手いと思う。
途中、日本に留学するという話が出てきて、日本でデモ活動をした。
あの当時なら、鎮圧間違いないね。
しかし、遊び好きでも優しい金持ちの夫。
二人の子供。
捨てる価値あったのかと思う。