烏坦城に生まれた蕭炎(しょう・えん)は9歳にして少年闘之気(とうしき)大会を制し、天才の名をほしいままにしていた。
しかし同じ年、「五大家族」の一員として北方討伐隊に参加した母が、魂滅生(こん・めつせい)の宝を横取りしたという疑いをかけられ、自ら命を絶ってしまう。
それから7年―汚名を着せられたまま育った簫炎の闘之気はいつしか衰え始め、義妹の蕭薫児(しょう・くんじ)にも劣るようになっていた。
迦南(かなん)学院に入学し、一流の闘者となることを夢見る簫炎。
だが、彼の父・蕭戦(しょう・せん)は、闘之気の修行を禁じ、薬舗で働くよう命じるのだった…。
1話1話、展開が早い。
あれほどの話をよく作れるなぁと感心する。
韓楓(かんほう)が、師匠である薬塵(やくじん)を殺したのは悪かった許してくれって、どの口がいうんじゃいって思った。
おまけに、宝物を出せという。こいつ殺しても殺したりない。
1話ごとに言いたいことはあるのだけど、次々頭は塗り替えられていく。
最後の45話、おかしいよ。本当に最終回?
だいたい、45話で最終というのも、おかしい。
1年間で週1回、放送すると、お休みの回もあるけど、50回くらい。
他の中国ドラマはだいたいそれぐらい。
もしかして、最後じゃなくて、続きがあるんじゃないかと思って調べてみたけど、やっぱ最終回なんだよね。
次のシーズンは「天帝の剣~大主宰~」になりそうなんだけど、アメリカドラマと違って、中国はキャストが変わってしまう。ドラマの場合、キャストが同じって必要だよね。
この蒼穹の剣の主人公、蕭炎(しょう・えん)役のウー・レイ、琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~に出ているということで、誰だったかなぁって調べてみたら、あの可愛い飛流じゃないか。
まるで、顔が違う。随分、顔も締まって、かっこよくなった。