庶民の犠牲の上で財を成す役人や金持ちから盗んだものを貧しい人達に施す謎の義賊「鉄猿」がいた。
剣神として名を轟かせる謝暁峰、通称・第三の師は、偽名を名乗り妓楼の下男として働いていた。
第三の師と戦うことを夢見ていた剣客の燕十三は、彼が死んだとの噂を聞き落胆していたが、その正体を知ることなく第三の師と出会い、交流を深めていく。
第三の師の婚約者だった慕容秋荻は、突然姿を消した第三の師への復讐のため、燕十三を誘惑し、第三の師をおびき寄せるための謀略を企てる。
ワイヤーアクション炸裂。
ストーリーは、面白いのかどうかわからない。
脚本が違えば、もう少し面白いのかも。
多分、この映画はワイヤーアクションを見せるためのもの。
そういう意味では、目的は達成している。
中国では、昔からワイヤーアクションを多用していたから、アニメとか発達しなかったのかもね。
あの婚約者、やけに嫌な女だね。
自分を捨てたのではなく、自分が捨てたのにね。
あれほど嫌な女を、何度も信じるって「吉」も相当、お人よし。
敵対する燕十三の顔の入れ墨。
自分を強く、怖く見せるためと言っていたが、あの入れ墨だとホラーだよ。
病気かなんかで、あのような跡になってしまったのかと思っていた。