庶民の犠牲の上で財を成す役人や金持ちから盗んだものを貧しい人達に施す謎の義賊「鉄猿」がいた。
生まれつき持つ“ツノ”の威力により無敵戦士となった楊露禅は、秘伝の奥義“陳家拳”を体得すべく宗師への弟子入りを乞うが、宗師の娘・玉娘に手痛い攻撃を受けてしまう。
ところが、そのころ巨大な鉄怪物“トロイ”が出現、村は壊滅の危機に陥る。楊は村人と秘拳を守るべく、謎だらけの巨大ロボ内部へ潜りこむのだが…。
生まれつき「ツノ」があるのってどういうの?
まして、その角を他人に触られると、目の色が変わって、最強になるって、まるで、超人ハルクを思い出す。
しかしまぁ、あの境遇の生まれで、悪くもならず、素直に育ってすごいわ。
太極拳の創始者と言われる楊露禅。
観ているうちに、本当に太極拳?と思った。
自分が思っている太極拳って、ややのんびりした動き。
観ているのは、激しい武術、太極拳じゃなくて、陳家拳なの?
自分のイメージは、香港になど行ったとき、みんながラジオ体操のようにやっている太極拳。
それとは、違うよとは聞いたことがあるけど、あまりに違う。
角の力を使うと、命がないとは言われていたけど、本当は技術があるのに、最初のうちは、なんだか、弱っちい。
主人公のユエン・シャオチャオ、ジェットリー再来と言われているけど、やっぱジェットリーとは違う。カンフーの技術ではなくて、人間らしさが出てない。
ジェットリー特有の可愛い笑顔がないんだよね。