庶民の犠牲の上で財を成す役人や金持ちから盗んだものを貧しい人達に施す謎の義賊「鉄猿」がいた。
太極拳「陳家拳」の宗師の娘・玉娘と結婚することになった楊 露禅は、妻に弟子入りし修行に全力を注ぐ。だが玉娘の兄・栽秧は「よそ者が秘拳を学べば災いが起こる」とふれまわり、楊を村から追放しようとしていた。
そんな時、鉄道建設の復活を狙う者たちの陰謀により、村は大砲の急襲をうけ、再び壊滅の危機に!楊と玉娘は力添えを得るため、都の宗師・李の元へと向かった
楊露禅も嫁さんによく教育されている。
ただ、嫁さんの兄さん、すごいよ。
カンフーじゃなくて、機械に関する知識。
兄さんがいないと、二人で都の宗師・李には会いに行けなかった。
いやぁ、最後、都の宗師・李さんと、皇帝の食事場で戦いというか、腕比べがあるんだけど、それが、食事作っている天井でやるの。
ぐえ~、日本じゃありえない。
だいたい、埃とか下に落ちるじゃない。
それも、皇帝の食事だよ。
まぁ、下に落ちれば、包丁があったり、油を使っていたり、お湯を沸かしていたり、危ないのを表したかったのかもしれないけど、食事を作る場所の天井近くで、腕試しはよした方がいいよ。
楊露禅も、すっかり、自信に満ち溢れていたね。