庶民の犠牲の上で財を成す役人や金持ちから盗んだものを貧しい人達に施す謎の義賊「鉄猿」がいた。
“明堂”とは、条件を備えた天下の吉地であり、必ず国に安寧と繁栄をもたらす場所。
それは人の運命をも変ずる強い運気の土地である。
朝鮮王朝の重臣キム・ジャグンと、その息子キム・ビョンギが、国の主権を握るべく勢力を拡大していた時代。
謎の死を遂げた次期国王を埋葬する御陵地の選定がおこなわれていた時、ジャグンが決めた土地を見て「ここは、王家の子孫が途絶える悪凶の地でございます」と異議を申し立てる者がいた。
宮廷においてただひとり、権力者にひるまず毅然とした態度をとる天才風水師パク・ジェサンだ。
だが彼は、たちまち多くの逆臣の反感を買い、家を燃やされ愛する妻子の命までも奪われてしまった。
韓国の国民性があまり好きではない。
よって映画も見ないようにしているのだが、
カバーの「風水師」という言葉に惹かれて観てみた。
結果的にかなり面白かった。
日本で言えば、皇族の墓の場所とりだけど、家臣が王様の上に埋葬するなんて、寒気がする。
王様って何なのかなぁと思うストーリーで、
最後はどんでん返しだなぁ。