あらすじ

 

京都市で暮らす〈私〉の生業は小説家である。
執筆分野は大人向け小説が中心だが、嘗ては少女向けにライトノベルやホラー小説を執筆しており、そのあとがきで読者に「怖い話」の募集を呼び掛けていた。

 

その縁で、嘗ての読者から「怖い話」を実体験として相談されることがある。

 

2001年末、嘗ての読者で「岡谷マンション」の204号室に住む30代の女性・久保から1通の手紙が届く。
手紙によると、久保がリビングでライターの仕事をしていると背後の開けっ放しの寝室から「畳を掃くような音」がするのだという。

 

更には、翌年に久保から改めて電子メールが届く。
相変わらず寝室から右に左に畳を擦るような音が続いたため、振り返ってみると着物の帯のような平たい布が目に入ったという。

 

その話に〈私〉は奇妙な既視感を覚える。
同じ頃、転居・同業者の夫との同居を控えていた〈私〉は荷物の整理をする内に、屋嶋という女性から1999年7月に受け取った手紙を目に留める。
既視感の正体はこれだったと気づく。
屋嶋も自宅マンションである401号室の寝室から時折聞こえる何かが床を掃くような音に悩まされていた。
久保と屋嶋の住所は部屋こそ違えど同じマンションだったため、〈私〉は彼女らが遭遇しているのは同じものなのではないだろうかと考える。

 

久保と屋嶋の話を合わせる内に〈私〉の脳裏には「和服姿の女性が縊死し、その折に解けて乱れた帯が床を擦っている」というイメージが浮かぶ。
久保は、その帯がいわゆる金襴緞子の帯ではないかと言う。

 

久保は不動産業者や図書館などで調べるが、「岡谷マンション」で過去に自殺者が出たというような情報は得られない。
そんな中、久保は204号室の前住者・梶川亮の不幸な出来事を知る。

 

彼は精神を病んで「岡谷マンション」を退去し、職を辞した後に新居のアパートで首を吊って自殺していた。
久保と〈私〉は「岡谷マンション」が建つ土地が「いわくつき」だったのではないかと考える。
久保は「岡谷マンション」が建っている土地やその周辺のいわくを調べるため、周辺の住人への聞き取りを始める。

 


この映画は、YouTubeの怪談師ナナシロさんが動画中話していたもので、興味があったので、観てみたもの。

 

う~ん。明治だとかさかのぼって、原因を探るって、日本中、何もないところってないんじゃないの。
何かしら、忌むことってあるような気がする。

 

だいたい、そんな昔ことで、今生きている人間に災いするなら、殴りたくなる。

 

日本映画ってなぜこう暗くするのかね。
リビングも暗すぎる。
あんな暗い部屋で食事したりするの?
自分もわりと煌々とした部屋は好きではないけど、あんなに暗くはない。

 

さらに、今住んでいる久保さんという女性、前住者のその後とか探す?
暇で、やることないなら、わかるけど。
探して、何かメリットあるのだろうか。

 

映画のオープニングに、この映画がホラーと出る。
アマゾンのカテゴリーではミステリー。
いやぁ、どちらにも該当しないなぁ。

 

というわけで、私は番外編のカテゴリーに入れた。

 

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