聴力は人間の4倍、嗅覚は60倍あると言われ、介助犬や牧羊犬として人間社会でも様々な役割を担ってきたイヌ。
オレゴン州ポートランドで、2年間沈黙していた連続殺人が再び発生した。
世間を震撼させたこの事件の犯人は、実業家として名高いアール・ブルックス。
彼はもう1人の人格であるマーシャルの誘惑に負け、殺人を続けるのだった。
しかし、犯行時にカーテンが開いていたことから、彼のオフィスに犯行の瞬間を捉えた写真が送られてくる。
不思議な映画。
殺人は性癖なのか?
もう一人の憑依されているかのような男は誰だと思っていたら、違う人格の自分なのか。
それにしても、性格のせいか、仕事が緻密だ。
最後、自分に被害が及ぶことを予見したか、一緒に行動していた男とのからみがよく理解できない。
面白い、面白くない以前に不思議な映画だった。