聴力は人間の4倍、嗅覚は60倍あると言われ、介助犬や牧羊犬として人間社会でも様々な役割を担ってきたイヌ。
ニューヨーク在住の少年・オンは14歳の誕生日目前に両親から、自分が天狗の子孫であること、「14の歳は人目につかず生きよ」というしきたりがあると知らされる。
一人来日したオンは一度も会ったことがない兄の飯綱基(もとい)を訪ねる。
基は東京都内の田舎の農家で14歳のときから隠遁生活をしていた。
オンは文明から離れ、農作業や手作りの食事を基から教えられ日々を過ごすことになった。
不思議なドラマだった。
天狗という言葉に惹かれたけども、何ができるわけでもなく、背中に天使のように羽が生えているだけ。
もし、弟に羽が生えたら、あの村で、兄と一緒に野菜を作りながら、暮らすしか、方法がないのだろうか。
兄も男盛りなのに、一人きりで犬と一緒に暮らしている。
まぁ、犬の言葉もわかるから、寂しくないのかも。
でも、日本の伝統とかを知るのには、良いドラマかも。
食材は新鮮のように映し出され、色々な食材の保存方法など出てくる。
最後、弟がどういう決断をするのか興味があったのだけど、自分的には少し寂しかった。
でも、もしシーズン2とか出来たら、別な展開になるのかも。
それにしても、お父さんは、兄に対しても弟に関しても、「さん」づけで、敬語。自分の子供じゃないのかと思った。
父・母・弟は、ニューヨーク住まいなのに、一切、英語が出てこない。
途中、弟は、ニューヨークの友達とZOOMかなにかで話すんだけど、それも日本語。
それだけでも、英語で話せばいいのにね。