あらすじ

 

ロサンゼルスの昼下がり、ニール・マッコーリー率いる強盗団は、周到に練られた完璧な作戦で現金輸送車を襲撃する。狙いは麻薬カルテルのマネーロンダリング請負人、ヴァン・ザントの保有する無記名証券だった。

 

しかし、その際に新参のウェイングローが警備員を射殺し、止む無くニールは他の警備員も口封じのため射殺してしまう。仕事後、ニールは些細なことで警備員を射殺したウェイングローを始末しようとするが、一瞬の隙を突いて逃げられてしまう。

 

一方、捜査を担当することとなったLA市警察のヴィンセント・ハナ警部補は、わずかな手がかりから強盗団のメンバーであるマイケルを割り出すことに成功する。部下たちにマイケルの行動確認を命じ、マイケルと接触する強盗団のメンバーらしき男たちを一人ずつあぶりだしていった。
ヴィンセントはリーダー格のニールに注目し、執拗に追及していく。

 

ヴィンセントの仕事への執念は異常であり、その家庭生活は破綻寸前のところまで迫っている。
三人目の妻であるジャスティンは薬物に依存し、連れ子のローレンは情緒不安定になりつつあった。

 

一方、ニールはプロの犯罪者として、いかなる状況でも高飛びできるようにするため、私生活の全てを封印していた。
だが、ある日ニールはイーディという若い女性と出会い、瞬く間に恋に落ちていく。
そして、ニールは次の仕事を最後に足を洗い、彼女と共にニュージーランドへ移住することを決意する。

 

LA市警とニール一味の水面下での攻防が続く中、ニールはヴァン・ザントに証券の買い取りを持ちかける。
しかしヴァン・ザントは殺し屋を交渉の場に差し向けた。ニールらは交渉人と殺し屋を返り討ちにした後、ヴァン・ザントに宣戦を布告する。

 

ある夜、ヴィンセントは揺さぶりをかけるため、尾行していたニールに話しかけ喫茶店に誘う。
コーヒーを飲みながら身の上話をするヴィンセントとニールは、お互いの存在に不思議な共感をおぼえる。
対極に位置する存在でありながら、どこか似通った部分がある。
だが、敵同士の彼らは、次に会った時は必ず殺すと宣言した。

 

やがて、ニールらはラスト・ビジネスである銀行襲撃を実行に移す。
警報装置を全て切断し、完璧な計画は成功するかに見えたが、何者かの密告によって、ヴィンセントらLA市警が銀行に急行。
白昼のダウンタウンで銃撃戦が展開される。

 


このヒートという映画、きっと、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが出演しているとのことで、高評価のような気がする。

 

内容的には、アメリカのプロの犯罪者と、それを追う刑事の話だけど、さすがに1995年の映画になると、なんだか、のんびりというか、間延びしたような感じになる。

 

でも、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロを見せるための映画と考えると、これでいいのかなぁ。

 

映画に面白さを追及している人間にとっては、少し、退屈だった。
ということで、途中で観るのを辞めた。

 

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