狐の妖魔シャオウェイは500年前、妖界の掟を破り人の命を助けた刑罰として今も尚、氷地獄にて極寒に苛まれていた。ある日、1羽の小鳥がシャオウェイの脱獄に手を貸す。
ジェリーとサマンサは恋人同士。
サマンサは、今の生活から抜け出してラスベガスで生活したいという夢を持っていた。
そんな二人は互いに頑固な性格だったため、ついに喧嘩別れをしてしまう。
そんなある日、組織の幹部ネイマンからジェリーに仕事が任される。
それは組織のボスであるマルゴリースが欲している伝説の拳銃「メキシカン」をメキシコで手に入れて来いというものだった。
ジェリーはそれを最後の仕事にしようと決意してメキシコに向かい、現地のチンピラであるベックから無事「メキシカン」を受け取るのだった。
しかし、事態は予想だにしない方向へ向かってしまう。
ベックが事故によりジェリーの目の前で死亡してしまったのだ。
しかもベックはマルゴリースの孫だということが判明し、「メキシカン」をダッシュボードに入れた車は現地のチンピラに盗まれてしまう。
危機的状況に陥ったジェリーは「メキシカン」を取り戻すために奔走する。
あのカップルの言い合いは聞くに堪えない。
ブラッド・ピットが「黙れ!うるさい」という気持ちがよくわかる。
自分なら、とっくに別れているけど、何か惹かれるものがあるのだろう。
なぜ、この映画が評価が高いのだろう。
単に、自分の趣味と合わないだけだろうか。
殺し屋では有能なリロイ扮するウィンストンが、あの弱っちいブラッド・ピットに撃たれちゃう?
ブラッド・ピットに背中見せちゃって、ウィンストンが恋人を無くした直後だから、気が消沈していたのかしら。
拳銃を盗んでくる任務だけど、もっと他の方法もあったのではないかと思う。
部下に盗みに行かせなくてもいいのではないか。
それと、怖い顔の犬だったけど、可愛かった。
これだけが救い。