ロサンゼルスで自動小銃で武装した銀行強盗事件が発生し、パトロール警官だけでは対処できないため、ロサンゼルス市警察はSWATを出動させる。
警察は交渉人を使った解決を第一に考え、SWAT隊員を要所に配置し建物を封鎖した上で電話による交渉を始める。
ところが配置についていた隊員の一人であるギャンブル巡査は、一緒に行動していた同僚のストリート巡査の忠告も聞き入れず、待機命令を無視して独断で店内に進入してしまう。
そして突入部隊への射撃許可が出ていないにも関わらず勝手に犯人に向け発砲し、しかも人質の女性を誤射して負傷させる。
ギャンブルに引きずられるように行動したストリートが犯人を銃で制圧し、なんとか事件は解決したものの、命令無視と人質を負傷させた責任は重かった。
SWATの責任者であるフーラー警部は、二人を呼び出し、その責任について厳しく問い詰める。
二人の直接の上司であるベラスケス警部補がフーラーに嘆願し、SWATからは外されずスカンク・ワーク(武器庫の管理及び銃器調整、オリジナル装備開発担当)への異動という寛大な処分になったが、ギャンブルは、これを不服として警察を依願退職する。
一方、ストリートは左遷を受け入れ警察に残るが、自分と一緒に警察を辞めなかった彼をギャンブルは責め、二人の友情もそこで終わる。
日本と一部の国以外は、銃が横行していて、警察関係は危ないね。
ずっと、ギャンブルが新S.W.A.Tチームに戻ってくると思っていた。
それが、1億ドル目当てのS.W.A.Tの敵になってしまうとは。
日本では、どこかお金を卑しいと思っているところがある。
お金には、そんなことはないんだけど、お金を目当てにした卑しさが、根本にあるのではないのだろうか。
昔、政治家はお金では動かなかったという。
今は、残念だけど、政治家に限らず、お金で動く人間が多すぎる。
もちろん、正当なお金であれば良いのだけど、卑しいお金を目当てにすると嫌われる。
この映画の1億ドルの分け前貰ったって、結局、マフィアに頭が上がらなくなってしまうじゃないか。