直前まで東ベルリンから亡命する東ドイツ人エンジニアのギャビー・テラーの脱出劇を巡り対峙していた、CIAエージェントのナポレオン・ソロとKGBエージェントのイリヤ・クリヤキンが抜擢される。
それぞれのトップの諜報員であるものの、思考や方法論も異なる2人。
さらに、組織につながる手掛かりである行方をくらましたドイツの核兵器科学者のウド・テラー博士の娘であるギャビーとともに行動する。
三人は、イタリアの大企業「ヴィンチグエラ」が行おうとしていた核兵器の大量生産を阻止することが必要だった。
クリヤキンは「『ベルリンの壁』の改良工事のための建築技術を学ぶソ連の建築家」というカバーの上で、ギャビーと偽装婚約し、ナポレオンも「美術品収集家の『ジャック・デブニー』」という偽名とカバーを使いローマのホテルにチェックインする。
翌日3人はヴィンチグエラが郊外のサーキットで開いたパーティーに出向く。
ギャビーは「ヴィンチグエラ」の役員で伯父のルディから手に入れた招待状でクリヤキンとともに会場に入り、アマチュアレーサーでもあるアレグザンダーと接触する。
一方ナポレオンは駐車場で、イギリスの石油会社役員のカバーを持つアレキサンダー・ウェーバリーから盗んだ招待状で会場に潜入し、ヴィクトリアと接触したことで、それぞれのルートでヴィンチグエラに潜入するルートを確保する。
ナポレオン・ソロって何だか記憶がある。
007と構成というか、感じがすごく似ている。
007の始まりって、ナポレオン・ソロって、どっちが先なんだろう。
この映画は1960年代のテレビドラマのリメイク版だとすれば、この映画の方が、早いのかも。
007が真似たのか。イケメンで女に対して手が早い。
007の主人公が毎回、イケメンであるかは別として。
ナポレオン・ソロの映画は、リメイク版なので、当時としては、かなりドキドキハラハラしたと思うけど、現代となると、難しいね。
だからといって、面白くないわけじゃないけど、なんとなくスリルが足りないね。
あまりにアクション映画ものを観ているせいかな。