21世紀末の世界大戦により人類は大量の化学兵器を使用した。
その結果地上の大半は居住不可能となり富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦(通称UFB)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに居住する事になった。。
コロニーの住民はUFBの労働力の為にザ・フォールと呼ばれる巨大なエレベーター (重力列車) に乗りUFBに通勤し働いていた。
やがてUFBからの独立と解放を目的とするリーダーのマサイアスを中心としたレジスタンスと呼ばれる反体制派のテロ活動が盛んになり、UFB代表のコーヘイゲンはロボット警官のシンセティックの増産を唱える。
コロニーで暮すダグラス・クエイドは、このシンセティックの生産を行う労働者であり、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていたが、ダグラスはいつの頃からか夢の中で見知らぬ女性と病院を脱出し警官に追われる夢を見る様になる。
その夢の事が気になりつつ、ある日リコール社の宣伝に興味を持つ。
友人であり同僚のハリーからは脳障害になるから行くなと忠告されるが、ダグラスの足はリコール社へと向かっていた。
リコール社でサービスを受けている最中にトラブルが発生し、ダグラスは急に追われる身になる。
このトータル・リコールは2012年で、その前にシュワルツェネッガー主演のトータル・リコールがあった。
この映画をみていて、特には、観たことがあると思ったわけではない。
ただ、三つの乳房がある女の人が出てきたのは、なぜか観たことがあると思った。
調べてみると、シュワルツェネッガー主演のは、かなりデフォルメされていて、このトータル・リコールの方が原作に近いらしい。
しかし、あの妻の強さというかしつこさ、シュワルツェネッガー主演のターミネーターを思い出す。
面白かったよ。