ある家族は幼い息子と共に新たな生活を始めるために商機を求め、アメリカに向けてイギリスから出航した。
検索エンジンで有名なIT企業「ブルーブック」でプログラマとして働くケイレブは、抽選で社長ネイサンの自宅を訪問する権利を得る。
ケイレブは広大な山岳地帯の奥にあるネイサンの自宅までヘリコプターで招待され、ネイサンが製作中のAIの実証実験を頼まれる。
ネイサンは、13歳でブルーブックの基本理論を作った、天才プログラマの社長。
広大な私有地内の秘密施設で研究開発を進めている。
そのネイサンは、自分が創ったキョウコという研究施設で働くハウスメイドと暮らしている。
一切言葉を発しないが、料理やダンスが得意。
最近になって創った、新たな人間型AIであるエヴァ。
表情や会話の自然さはそれまでのAIをはるかに凌駕している。
ケイレブは、このエヴァの完成度を実証実験するのである。
ボディーの大部分は透明で内部構造が見える姿をしているエヴァに、感情移入していく。
ずっと前に、この映画見たように思う。
ところが、細部など全部忘れていて、え?そうだった?と思った。
もしかして、違う映画?と思ったが、結末だけを覚えていて、まさにその通りだった。
調べてみると、2015年に製作されたようで、それほどの年数経過でもないのに、ひどい健忘症というのもあるけど、それだけ、結末が意外だったのもある。
キョウコというアンドロイド。
なんで、こういう時だけ、日本人の名前?
すぐ、脱ぎたがるし。
さらに、このキョウコとネイサンが一緒に踊る場面がある。
そのとき、ネイサンの踊りのうまいこと。
キョウコもうまいけど、ネイサンはもっとうまい。
ケイレブの感情移入していく様は、よくわかる。
人間の形をしていなくても、好きになるかも。
でも、ボディーが、透明で内部構造が丸見えの姿って、どうやって創っているのだろうと思う。