アメリカ合衆国上院調査スタッフのダニエル・J・ジョーンズは、ダイアン・ファインスタイン上院議員によってCIAの勾留及び尋問に関するプログラムを調査するチームのリーダーに任命される。
2009年、ジョーンズ率いる6人のチームはCIA職員との接触を禁じられ、600万ページを超える文書を調査し始める。
ジョーンズは、FBI捜査官のアリ・スーファンに会い、容疑者を重要人物であると偽って拷問したことを突き止める。また、医療助手であった者は、密かにジョーンズに会い、CIAが容疑者を水責めにしたことを証言する。
ジョーンズたちのチームは、国家安全保障問題担当大統領補佐官や、司法長官代理CIAによる拷問の情報を隠し、当時のブッシュ大統領は、2006年まで知らなかったことを知る。
5年を費やしたジョーンズたちの6000ページを超える報告書は、CIAにより妨害され、日の目を見られるか不明となる。
チームのメンバーには辞職者も出て、CIAは、内部報告書がジョーンズによってハッキングされたとして訴追の構えを見せる。ジョーンズはニューヨークタイムズの記者に会い、一部の情報をリークしたため、CIAはジョーンズの訴追を取り下げることになる。
議会では、共和党が多数派となり、ホワイトハウスと共和党の取引により、報告書の公開は困難となる。
確かにアメリカは、やり方が薄汚い。
ただ、アメリカではレポートがあり、一定年数経過すると開示される場合が多い。
それが日本とは違うとこ。
日本では、よく墓場まで持って行くという言葉があるように、絶対公開されないだろうなと思う事がある。
この映画では、CIAのやり方に不信を抱き、暴きだすというもの。
ただ、あの民主党の議員、本当に味方なのだろうか。
時々、不安になるときがある。