運び屋 / 感動する映画

運び屋

あらすじ

 

かつて園芸家として名を馳せたアール・ストーンは、高齢となり、仕事もうまくいかず、頑なな性格から、家族とは疎遠になっていた。

 

たまたま孫の婚約式に出合わせた男から、街から街まで荷物を運ぶとお金になると持ちかけられる。
家も競売になってしまい、立ち退きになり、お金に困っていたため、気軽な気持ちで、その仕事を受けてしまう。

 

3度目かの仕事の際、荷物が気になって、運ぶ途中、その中身を見てしまう。
それは麻薬だった。
しかし、大金が必要になることが、次々訪れ、麻薬の運び屋は、悪いことだと知りつつも、麻薬の運び屋を続けてしまう。

 

麻薬取締局のコリン・ベイツに追われながらも、家族との壊れた関係を修復しようとするのであった。

 

仕事の途中で、どうしても家にかえってほしいと孫からの電話で、
この仕事を途中で抜けることは、自分が殺されると解っていながら、抜けてしまう。

 

しかし、乗っている車が特定されて、いよいよ危なくなる。
でも、最後の仕事は必ずやるという覚悟で、荷物を運ぶ。

 

80歳代でシナロア・カルテルの麻薬の運び屋となった第二次世界大戦の退役軍人であるレオ・シャープの実話に基づいている。


クリント・イーストウッドが扮するアール・ストーンが、とても良い味を出している。

 

運び屋を何度もするアールを観ていると、『あぁ、ここで辞めておけば』と思う。

 

ただ、若いころから、家庭を顧みず、仕事しかしなかったアール。
仕事がなくなって、残ったものは、今は何もない。

 

お金が入ってくると、人間は気が大きくなる。
老人なのに、若い女にチヤホヤされ、きっと気分が良いのだろう。

 

それでも、家族の愛は、お金だけでは買えない。
大概のものは、お金で買えるけど、お金で買えないものもあるんだよね。

 

運び屋(吹替版)


映画を続けて観るなら、プライムビデオに加入したほうがお得です。