モービウス、吸血こうもりの映画 / あらすじと感想

モービウス

あらすじ

 

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウスは、コスタリカの死の山と呼ばれる場所で自身の血液を使い、洞窟に潜む蝙蝠達を捕獲した。

 

彼は生まれつき不治の病を患っており、ギリシャで医師をしているエミール・ニコラスの医療施設で新しく入ってきたばかりの親友ルシアン(マイロ)と入院していた。

 

しかし、マイロの生命維持装置の故障を治したことで、エミールからその才能をもっと良いところで使うようにアメリカの学校へ入学するためのサポートを受け、成人後にノーベル賞候補になる程の医師になっていたのだ。

 

コスタリカから帰国後、捕獲した蝙蝠(こうもり)から吸血する器官を摘出し、それをヒトの細胞と組み込むことでキメラ細胞を産み出し血清を生成した。

 

だが、余命幾ばくも無いモービウスは、おなじ病に苦しんでいるマイロからの支援を受け、実験の為に用意されたタンカーで、同僚のマルティーヌ・バンクロフトに完成した血清を自らに打たせたことで、血を求める吸血鬼のようなクリーチャーに変貌してしまい、異変に気付いた傭兵達を皆殺しにしてしまうのだった。

 

ところがそれは悪夢の始まりにすぎなかったのだ。

 


吸血コウモリを捕獲して、血清を生成する。
結果、超人的な身体能力が発揮され、松葉杖を付かなくても歩けるようになる。
ただ、副産物として、血を求めるようになってしまう。

 

これって、バンパイアの話に似てない?
超人的な身体能力、人口血清より、生の血が好きだととか、アメリカって、ヴァンパイア的な話好きだよねぇ。

 

吸血コウモリの血清を打ったからって、同じようになる必要ないのに。

 

マイケル・モービウスに内緒で、ルシアン(マイロ)も吸血コウモリの血清を打ってしまうけど、なぜ、殺人的になってしまうの?
元々の性格は、殺人的じゃなかったのに。
投げ飛ばされても、平気だから、ワクチンで殺人鬼になってしまったルシアン(マイロ)を終わらせたんだ。

 

ルシアン(マイロ)の立場を考えてみれば、悲しいね。
小さい頃から、身体が不自由で、病気がち、いつ終わりが来るかわからない不安を持って生きて、マイケル・モービウスに期待をかけ、金銭的に援助して、ようやく、自由な身体を手に入れたのに、すぐ人生の終わりが来るなんて。

 

しかし、マイケル・モービウスも、血清を打つ前は、ガリガリに痩せていたのに、血清を打ってからは、細マッチョのように、筋肉が付いていた。不思議~

 

モービウス 一覧


映画を続けて観るなら、プライムビデオに加入したほうがお得です。