あらすじ

 

チンピラである阿海は、闘争中に、何者かに発砲される。
後方から頭部を撃たれた阿海は、死の淵を彷徨い、病院の霊安室で奇跡的に目を覚ます。

 

幸い大事に至らず騒動は収まるが、阿海はなぜか、闘争していた瘋狗を目にする。

 

診察を受けた阿海に医師は、頭部にできている血腫は徐々に消えていくから心配ないが、しばらくの間、幻覚や幻聴の症状は出るかも知れないと。

 

そんな折、父が経営する葬儀屋 下生葬儀社に駆け付ける阿海。
下生葬儀社唯一の社員、朵朵。
朵朵によると、阿海の父は心筋梗塞で呆気なく亡くなってしまっていた。

 

まずは朵朵を解雇し、忌々しい葬儀屋を廃業してしまおうと考えていると、亡き父の携帯が鳴る。
父と親しい刑事の鍾であった。

 

鍾刑事に呼び出され、阿海は女性が転落死した現場へ。
すると、いきなり袋を渡され、生前の父がやっていたように、遺体を回収するよう指示される。

 

断ると、「いままで何度も助けてやっただろ。牢にぶちこまれたいのか?イヤなら一度くらい手伝え」と鍾刑事。
阿海は渋々慣れない遺体回収をする羽目となった。

 


亡くなった人と話ができる男の話。
最初、霊というタイトルがついていたので、とりあえず観てみることにした。

 

1話目をみて、しばらく放置。
観ても見なくても、どっちでもいいなぁという感じ。
とはいえ、結局、最終話まで観てしまった。

 

「霊」といっても、おどろおどろしい話ではなくて、純粋に話ができるのであって、主人公もなかなかの好青年。

 

最後に検察医の父親の生前葬の話が出てくるんだけど、台湾では一般的なのだろか?
日本では生前葬は、全然身近ではない。

 

ただ、自分で考えると生前葬って、なかなかいいよね、って思う。
生きているうちに、お世話になった人に直接、お礼を言ったりできるから。
でも、なかなか、自分の最後ってわからないからねぇ。
この話では、少し考えさせられた。

 

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