ある家族は幼い息子と共に新たな生活を始めるために商機を求め、アメリカに向けてイギリスから出航した。
8年前、とある公園のベンチで、ジョンという名の男が発見された。
過去の記憶が全くない状態だったが、37ヵ国語を流暢に話せる才能を持っていたことから、言語学の教師となった。
彼を発見した探偵カールとは親友になり、彼の妹レイチェルと結婚したジョンは娘にも恵まれ、幸せな暮らしを送っていた。
しかし、めまいや鼻血などの異変が頻発していた時、突如現れたルーカスと名乗る男が、「自分も記憶がなく公園で発見されたが、天才的な数学の能力が備わった」と伝えにきた。
「何者かの陰謀だ」との言葉が脳裏に焼きついて離れないジョンは、後日ルーカスのもとを訪ねるが、「お前も俺と同じ運命をたどる」と言い放たれ、自殺されてしまう。
以来、自分が何者なのか、ジョンはカールの助けを借り、調査を始める。
すごい特殊能力を持った男が現れる。
ただ、その男の素性はいくら調べてもわからない。
すごいねぇ
ただ、なぜ一人に一つだけの特殊能力なんだろう?
一人にいくつもの特殊能力を持たせてもいいじゃないか。
結局、極悪人で、死刑になった人間だったけど、
まるで、人間が違うようになっている。
それでも、それを知れば、心に重荷を背負うのかな?
自分の意思にかかわらず、実験台になって、報復は受けているのではないか。
少し考えさせられる映画だった。