ある家族は幼い息子と共に新たな生活を始めるために商機を求め、アメリカに向けてイギリスから出航した。
玩具メーカーFUNKI(ファンキ)社で研究者として働くジェマは、子どもにとっては最高の友達、親にとっては最大の協力者となるようプログラムされたM3GAN(ミーガン)というAI人形の開発に携わっている。
M3GANは特定の持ち主がペア登録することで、持ち主の行動から気持ちを学習し日々進化していく高性能のAI人形である。
ある日、ジェマは交通事故で両親を亡くした9歳の姪ケイディを引き取ることになるが、研究一筋の独身者にとって育児はハードルが高い。
そこでジェマはテストも兼ねて開発中のM3GAN(ミーガン)を与え「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示する。
ケイディはM3GANとの交流によって笑顔を取り戻していくが、次第に保護者に向けるような信頼を持ち始め、M3GANのケイディに対する愛情もエスカレートしていく。
そして隣人の飼い犬にケイディが襲われたことをきっかけに、M3GAN(ミーガン)は暴走を始める。
「あらゆる出来事からケイディを守るように」という指示は、相手を害してもという意味なのだろうか?
次々と相手を害していくので、あんな殺人マシン、どうして、そうならないように、プログラムを組まなかったんだろうと思った。
生きていれば、危険なことや、嫌なことはたくさんある。
それをいちいち害していては恐ろしすぎる。
守るなら、自分の身を挺してという考えにすべきだろうな。
それにしても、ミーガンの顔、どうやって作るんだろう。
多分、中には人間がはいっているよね。
顔は作っているのかなぁ。