あらすじ

 

マルコム・クロウは第一線で活躍する小児精神科医で、これまで多くの子供を心の病から救ってきた。

 

しかし、あるとき彼の自宅に、10年前の少年期にカウンセリングを施したヴィンセント・グレイという青年が現れる。

 

マルコムはヴィンセントに「自分を救ってくれなかった」となじられ、銃で撃たれてしまう。
その直後、ヴィンセントが目の前で自殺したことで、マルコムは彼を救えていなかったことを思い知らされる。

 

それから1年後、マルコムは妻のアンナから無視される日々が続くが原因が理解できず、妻との間に隔たりが生まれていると感じていた。

 

妻は別の男とささやかな愛情を育み、それに反して省みられずに苛立つ日々で自信を失ったマルコムは、苦悩と悲しみに暮れる。

 

そんな中、マルコムは少年のコール・シアーと出会う。
コールの姿にヴィンセントを重ねたマルコムは、彼を救うことで、ヴィンセントを救えなかった自分をも救えるかもしれないと考える。

 

必死になって受け入れて貰おうとするマルコムに、コールはやがて心を開き、隠していた秘密を打ち明ける。

 

前からシックスセンスって映画は知っていたけど、今まで見たことがなかった。

 

最後、どんでん返しというか意外なラストシーン。
どうりで、ようやく納得した。

 

  • なぜ、妻はマルコム・クロウを無視するのか。
  • どうして、妻に近づく男に一言、言わないのか。
  • コール・シアーの母親は、マルコム・クロウが息子に近づくことに対して何も言わないのか。

 

けっこう、疑問だらけで観ていたんだよね。
ラストシーンを観て、全てわかったけど、少し悲しかった。
だから、コール・シアーには見えていたんだね。
でも、コール・シアーに見えるものが、マルコム・クロウに見えないのは不思議。

 

面白い映画だった。

 

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