西暦2077年。
60年前に起きた異星人スカヴからの侵略を食い止めたものの、核兵器によって荒廃してしまった地球。人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされていた。
元海兵隊司令官コードネーム「Tech49」ジャック・ハーパーは、ヴィクトリア・オルセンと共にたった二人で地球に残され、スカヴの残党を始末するため、高度1,000メートルの上空から地上を監視する役目を担っていた。
ある日、ジャックは、地上パトロールの途中で墜落した宇宙船を発見。
その残骸から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァを助け出す。
目覚めた彼女は、何故か会った事も無いジャックの名前を口にする。
ジャックも断片的な記憶の中に彼女を見る。
だが、そんな中、彼は突然スカヴに捕えられ、連行された先でマルコム・ビーチと名乗る謎の男と出会う。
自分達はエイリアンではなく人類の生き残りであること、タイタンに移民者などいないこと、移民前の一時的な避難先である宇宙ステーションと教えられていた「テット」という物体こそが人類の敵であることを告げられる。
ジャックは、「汚染地区」へと向かった。
そこで、自分と全く同じ容姿の「Tech52」のジャックと遭遇する。
そして、ジャックは自分とヴィクトリアが量産されたクローンであり、テットの手先として人類を抹殺する任務をこなしていることを知る。
最初は、「いやぁ、すごいなぁ。
50年後に高度1000mの所に住むのかしら」なんて、思ってみていた。
驚いたのは、主人公のトムクルーズと相棒の彼女がクローンだったこと。
最初、観ていたのは、49番、ところが52番と遭遇する。
最後、49番は死んでしまい、52番が奥さんの元に戻るという設定なのか?
ところで、3歳の子供は49番の子供?
クローンって、49番でも52番でも、感情も何かも一緒なのだろうか?
ところで、49番と52番以外の番号のクローンはどうしたの?
なぜか疑問が残る映画。
今の時代、ロシアか中国が原爆を使って、地球が住めなくなる日って、50年後なんて、10年後かも知れない。
まぁ地上、1000メートルで監視できるかは別にして。