シーズン4では、今までマイクロフトの手によって隠されていた妹の存在を認識し、それと同時に、みずからの親友であった海賊ごっこの盟友・赤ひげが、妹の手によって殺された事実を知る。
親友の死にショックを受け、シャーロックは暗く冷徹になり、親友の赤ひげを犬だと思い込み、記憶をすり替える。
それをすべてマイクロフトは知っており、妹の生存を、シャーロックのみならず、両親にも隠し続けていた。
しかし、第2話の事件により自分に妹がいたかもしれないと思い、マイクロフトを騙して確証を得る。
その後、兄とジョンとともに、妹が長らく収監されている孤島の刑務所・シェリンフォードへ上陸。
しかし、そこはすでに妹の手中に落ちており、三人は閉じ込められるも、シャーロックが機転を利かせてどうにか脱出。
一連の事件により大きなショックを受けるものの、ワトソンの支えなどもあり、最終的に和解。一緒にバイオリンを演奏する。
1話目は、ワトソン博士の妻、メアリーが殺されてしまう。
原因はシャーロックを守ろうとして、自分が標的になってしまったこと。
ワトソン博士の落ち込みようは凄いもので、シャーロックを拒絶してしまう。
ちょっと待って。
なんで、メアリーがシャーロックを助けようとしたかっていうのは、自分がシャーロックを撃ってしまったから。その詫びにシャーロックを守った。
ワトソン博士も、確かにシャーロックが「自分が守る」って言ったのに、とシャーロックを攻めるけど、シャーロックが撃たれたのはどうでもいいの?
それに、あんなおばさんに撃たれるなんて、みんな丸腰なの?
ワトソン博士も悔しいのはわかるけど、おかしんじゃないか。
第2話では、ようやくワトソン博士が態度を軟化させる。
それにしても、メアリーのシャーロックへの最後の依頼がすごい。
シャーロックも緻密な計画でワトソン博士を救っていく。
1話目から少し出てくるシャーロックの妹がいよいよ出てくる。
終わりが近いと寂しくなる。
第3話、シャーロックの妹、末恐ろしくなる。
シャーロックの兄が、孤島に閉じ込めてしまったのもわかる気がする。
妹の立場になれば、寂しかった、遊んでほしかっただけだと思うけど、人が死ぬことをなんとも思わないところがゾッとする。
やっぱり、これで最後のシリーズだったのね。
思わせぶりな展開もなかった。
イギリスのシリーズものって、最後まで観られるね。
アメリカのシリーズものは、大体3シリーズまでで、だんだん面白くなくなる。
イギリスのドラマ、いいね。